慈しみ深い人は自分の魂を益し/残酷な者は自分の身に煩いを得る。

神に逆らう者の得る収入は欺き。慈善を蒔く人の収穫は真実。

慈善は命への確かな道。悪を追求する者は死に至る。箴言11:17~19

人生には様々な出会いがありますが、慈しみ深い人、憐れみ深い人との出会いは、心が温かくなるものです。罪の中にあり、心の痛みを抱えたり、重荷を背負いながら主イエスに出会った人々は、罪人を招いてくださるキリストの心にふれて、自分自身が癒されるという実感を持ったのではないでしょうか。

クリスマスの時に読まれる、シメオンとアンナは、いずれも高齢になっていましたが、長年の間、イスラエルの慰められることを待ち望み、信仰を持って約束のメシアが来るのを待ち望む人たちでした。

この人たちはまた、「イスラエルの慰められる」ことを祈り求めていましたから、慈しみ深い人たちであったと思います。彼らは、その慰めは神から来ることを知っていましたから、神殿で祈り続けたに違いありません。「神を待ち望む」というアドベントの信仰を彼らのうちに見ることが出来ます。

そして、神は彼らの祈りに応えて、幼子である主イエスに出会い、心からの賛美をささげるのです。私たちのクリスマスの今日、感謝をもって主イエスの誕生を祝い、賛美をささげたいと思います。

祈り

天の父なる神様、イエス・キリストによる、万民のために備えてくださった救いを感謝いたします。いのちを愛し、慈しみの心に生きられますようにお導きください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。