4:11 この方こそ、/『あなたがた家を建てる者に捨てられたが、/隅の親石となった石』/です。

 4:12 ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。」

 

神は、全人類にもたらす神の救いを告げる神の民として、イスラエルを選び、預言者たちを遣わしました。しかし、イスラエルは神が遣わす預言者たちを拒絶し、殺してしまいました。これに対して、神は「わたしの息子なら敬ってくれるだろう」と言って、そのひとり子であるイエス・キリストを送られました。

 

ところが、イスラエルの人々は、「息子を捕まえ、十字架につけて殺してしまいました」。これはすでに詩編118編に預言されていた言葉です。118編には、「118:22 家を建てる者の退けた石が/隅の親石となった。これは主の御業/わたしたちの目には驚くべきこと。今日こそ主の御業の日。今日を喜び祝い、喜び躍ろう。」(22~24節)と言われています。

 

イエス・キリストはそのご生涯と十字架の死と復活において私たち罪あるものの罪の贖いを成し遂げてくださいました。私たちを罪の力死の力から解放することの出来る救い主はイエス・キリスト以外にはありません。この方のお働きによる以外に私たちの罪の問題を解決する道は他にないのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、罪の問題や死の問題について、私たちはかなり無感覚になっているように思われます。しかしこれこそ私たちが何よりも優先して解決しなければならない問題です。あらゆる問題の根本にはこの問題があるのですから、罪の解決なしには他のあらゆる問題も解決できないのです。この解決のためにイエス・キリストが来られたことを心より感謝いたします。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。