7:13 「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。

 7:14 しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」

 

イエス・キリストは、「狭い門から入りなさい」と言われます。なぜ、「狭い門から入りなさい」と言われるのでしょうか?それは、「滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い」からです。

 

ここで、イエス様は、私たちの目の前に、狭い門と広い門を思い描かせられます。広い門は、その道も広々として、そこから入る者が多いのですが、しかし、それは滅びに通じていると言うのです。

 

これは喩えであって、「狭い門から入る」とは、「イエス・キリストの弟子となる決断をする」ということです。イエス・キリストを信じる信仰の決断をすること、それが「狭い門から入る」ということです。

 

それに対して、「広い門から入る」とは、イエス・キリストの弟子とならないこと、イエス・キリストを信じないことを指しているのです。別の言葉で言えば、狭い門から入るものは、イエス・キリストを私の主人として生きるものであり、広い門から入るものは、依然として、自分自身を含めて神以外のものを自分の主人として生きる者たちです。

 

イエス様は、私たちに、真実の意味で神を神として生きることを私たちに求めておられるのです。そのような生き方が出来るのは聖霊の導きによってです。

 

祈り

 

天の父なる神様、生まれながらの私たちは自分を自分の主人とするような歩みを続けてきたものですが、それ自体が罪であり的外れの人生でした。そのような私たちが、聖霊の導きによって新しくされ、あなたの弟子として生きる者とされていることを感謝いたします。あなたをわが主として歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。