14:19 ところが、ユダヤ人たちがアンティオキアとイコニオンからやって来て、群衆を抱き込み、パウロに石を投げつけ、死んでしまったものと思って、町の外へ引きずり出した。

 14:20 しかし、弟子たちが周りを取り囲むと、パウロは起き上がって町に入って行った。そして翌日、バルナバと一緒にデルベへ向かった。

 

バルナバとパウロは、群衆たちによって神としてあがめられようとしていた騒動が終わると、今度はユダヤ人たちが「アンティオキアとイコニオンからやって来て、群衆を抱き込み、パウロに石を投げつけ、死んでしまったものと思って、町の外へ引きずり出した。」と言われています。

 

次から次へと災難が続くという感じですが、パウロはユダヤ人たちから石を投げつけられて気を失って死んだようになっていたと思われます。実際、ユダヤ人たちはパウロを殺害しようとしてやってきたものと思われます。

 

こんなに苦しい思いをして、なおも福音を伝え続けるパウロとは、どういう人なんだろうかと思います。この人のしていることは人間業ではないと思います。聖書は、ここに働いているのは、パウロという人物を用いて働いておられる神様の働きを証しているのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、この罪の世にあって、あなたが働いて私たちの暮らしを支えてくださるのみならず、罪をゆるし、悔い改めて神とともに生きる者をいつの時代にも与えてくださる恵みを感謝いたします。

イエス・キリストの御名によって祈ります。