パウロ、シルワノ、テモテから、わたしたちの父である神と主イエス・キリストに結ばれているテサロニケの教会へ。わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。
2テサロニケ1:1~2

この聖句にあるのは、手紙の冒頭のあいさつにあたるところです。この手紙の送り主はパウロとシルワノ(シラス)、そしてテモテです。この手紙が書かれたのはコリントであり、第1の手紙が書かれてからほんの数か月後であったと考えられています。

この手紙において、パウロは、絶え間なく襲ってくる迫害の中にあるクリスチャンたちを勇気づけています。

「神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。」と述べて、神によってもたらされる恵みと平和がテサロニケの教会にあるようにと祈り求める言葉でこの手紙を始めています。パウロの初回の中で、テサロニケ信徒への手紙は、特に終末に関する教えが述べられています。

キリストの再臨を待ち望みつつ、それに備えることが強調されています。

祈り

天の父なる神様、世の終わりがいつ来るのか私たちには分かりませんが、キリストの再臨が近いこと、世の終わりが近いことを感じさせられています。まだ実現していないことを確信する信仰をもってあなたと共に歩むことが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。