6:30 今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。

 

野の花が、神様によって今日も育まれ、年ごとに新しい命を生み出すようにされていることを覚えなさいと言われています。「今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、」といわれるのです。

 

野の花は、今日は生えていても明日には災害で亡くなってしまうかもしれないし、誰かに抜き取られてしまうかもしれないようなものですが、神様はそのような花の命をも養い装っていてくださいます。「まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、」といわれるのです。

 

野の花を養っていてくださる神様は、今日も私たち人間が生きるために必要なあらゆるものを整えて養い生かしてくださっているではないか。そのような神の御手の中で生かされていることを覚えて生きるようにと教えておられるのです。

 

「信仰の薄い者たちよ」とありますが、私たちが思い煩ってしまう原因は信仰が薄いことにあると言われるのです。イエスさまは、空の鳥を見なさい、野の花がどのように育つのかを考えなさいと、私たちの心を創造と摂理の神である父へと向けさせてくださいます。

 

祈り

 

神の御手のうちに今日も生かされていることを覚えて生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。