10:29 それで、お招きを受けたとき、すぐ来たのです。お尋ねしますが、なぜ招いてくださったのですか。」

 10:30 すると、コルネリウスが言った。「四日前の今ごろのことです。わたしが家で午後三時の祈りをしていますと、輝く服を着た人がわたしの前に立って、

 10:31 言うのです。『コルネリウス、あなたの祈りは聞き入れられ、あなたの施しは神の前で覚えられた。

 10:32 ヤッファに人を送って、ペトロと呼ばれるシモンを招きなさい。その人は、海岸にある革なめし職人シモンの家に泊まっている。』

 10:33 それで、早速あなたのところに人を送ったのです。よくおいでくださいました。今わたしたちは皆、主があなたにお命じになったことを残らず聞こうとして、神の前にいるのです。」

 

コルネリウスは、異邦人でしたがユダヤ人たちが信じている神様こそ真の神であると信じ、聖書を読み、1日に3度の祈りを欠かすことはなかったと思われます。

 

彼がある日、3時のお祈りをしていると、かみのつかいである天使があらわれていいました。『コルネリウス、あなたの祈りは聞き入れられ、あなたの施しは神の前で覚えられた。ヤッファに人を送って、ペトロと呼ばれるシモンを招きなさい。その人は、海岸にある革なめし職人シモンの家に泊まっている。』

 

これは神の導きであると思ってコルネリウスは、直ちに使いの者をペトロのもとに遣わして、ユダヤ人の会堂で聞いてきたものとは違う、イエス・キリストによる救いの福音を伝えてもらいたいと願ったのでした。

 

祈り

 

天の父なる神様、コルネリウスにもイエス・キリストの福音がもたらされたように、私たちにもあなたの救いにあずかる道を開き、聖霊によってお導き下さる恵みを感謝いたします。

イエス・キリストの御名によって祈ります。