24:22 神がその期間を縮めてくださらなければ、だれ一人救われない。しかし、神は選ばれた人たちのために、その期間を縮めてくださるであろう。

24:23 そのとき、『見よ、ここにメシアがいる』『いや、ここだ』と言う者がいても、信じてはならない。

24:24 偽メシアや偽預言者が現れて、大きなしるしや不思議な業を行い、できれば、選ばれた人たちをも惑わそうとするからである。

 

世の終わりの時には、苦難の時代が来ることが預言されています。それほどの苦難に耐えられるであろうかと私たちは心配してしまいますが、そのような私たちにイエス様は、「神がその期間を縮めてくださらなければ、だれ一人救われない。しかし、神は選ばれた人たちのために、その期間を縮めてくださるであろう」と言われました。

 

今の時代も、疫病、戦争、偽キリスト、地震、不法がはびこるなど終わりの時に起こると言われているような様々な苦難が起こっています。世の終わりが近づいていることを予感させられますが、そのような大きな苦難も神様の御手のうちにあるのです。

 

イエス様は、14節で、「最後まで耐え忍ぶ者は救われる」と言われました。神様は私たちが耐え忍ぶことができるように、その苦難の期間を縮めてくださるのです。その苦難の期間において、私たちが注意すべきこと、それは「『見よ、ここにメシアがいる』『いや、ここだ』と言う者がいても、信じてはならない」ということです。終わりの時には、「偽メシアや偽預言者が現れて、大きな業を行い、できれば、選ばれた人たちをも惑わそうとするから」です。

 

祈り

 

天の父なる神様、イエス様は、世の終わりの時代には、「偽メシアや偽預言者が現れて、大きな業を行い、できれば、選ばれた人たちをも惑わそうとするから」と言われています。そのような惑わしをする人たちが今日世界中にあります。そうした中であなたの導きの中で、あなたの御心を求めて、あなたの恵みの内を歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。