神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。創世記1:26~27

神が特別な配慮をもって人間を創造なさった時、自由な意思を持つ人間を創造すれば、人は罪を犯すであろうことはすでに予測できたことでした。それにもかかわらず神は人を自由な意思を持つ存在として、神と同じように人格を持つ存在として創造なさったのです。

人間は、他の動物のように本能によって生きるものではありませんし、ロボットや操り人形ののように自分の意志を持たない者ではありません。神が愛であるように、愛といのちに生きる者であってほしいという願いをもって人を創造してくださったのです。

「愛」することが出来るのは、私たちが神のかたちに似せて創造され、人格を持つものとして創造されたからにほかなりません。神が期待しておられるのは、創造主を覚えながら、愛をもってこの世界を治め、互いに愛し合う世界を生み出していくことです。

愛の神は、そのような世界を私たちにもたらすために、そのひとり子でであるイエス・キリストをお送りくださいました。

祈り

天の父なる神様、あなたが私たちを、知性や感情や意思を備えた人格を持ち、自由な意思を持つ者として創造してくださったことを感謝いたします。あなたとの交わりを豊かに持ち続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。