13:18 そこで、イエスは言われた。「神の国は何に似ているか。何にたとえようか。
13:19 それは、からし種に似ている。人がこれを取って庭に蒔くと、成長して木になり、その枝には空の鳥が巣を作る。」
イエス・キリストは、神との関係が損なわれている私たちの罪を赦し、私たちが神の国において永遠に神と共に歩むことが出来るように救いの道を拓いてくださいました。
ここにおいてイエス様は、神の国とはどのようなものであるのかを教えてくださっています。「神の国は何に似ているか。何にたとえようか。それは、からし種に似ている。人がこれを取って庭に蒔くと、成長して木になり、その枝には空の鳥が巣を作る。」
からしだねは、とても小さな種ですが、それが地面に蒔かれると大きくなり、空の鳥が巣をつくるほどになるというのです。一粒の小さな種を見ているだけでは、その種がやがて成長して大きな木になっていくことは、種を見ているだけでは想像も出来ないことです。
別の言い方をすれば、新しい神の国の生活は、この世における暮らしをからしだねとすれば、それよりもはるかに豊かな世界であるということです。
祈り
天の父なる神様、あなたが創造してくださったこの世界も素晴らしい恵みに溢れた世界ですが、罪と死がこの世界に持ち込まれてしまいました。私たち自身も罪と死に束縛されたものとなってしまいました。そのような私たちに神の国という至福の世界を私たちにもたらしてくださったあなたの恵みを感謝いたします。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。