2:1 天地万物は完成された。
2:2 第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。 2:3 この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。
神は、6日間の間にこの世界のあらゆるものを創造し、7日目に安息されたと言われています。後に神は、十戒において7日目は安息日として聖別し、仕事をしないで、神を礼拝する特別な日として過ごすようにとお命じになりますが、その根拠として次のように言われています。
「六日の間に主は天と地と海とそこにあるすべてのものを造り、七日目に休まれたから、主は安息日を祝福して聖別されたのである。」(出エジプト20:11)
しかし、これは実際に神が7日目には何もしていないということではありません。そうであればこの世界の秩序は乱れて混乱に陥ってしまいますし、私たちは生きていくことが出来ません。私たちは「主はあなたの足をよろけさせず、あなたを守る方は、まどろむこともない。見よ。イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、眠ることもない。」(詩編121:3~4)と言われているように、常に神の守りの御手の中で生かされているのです。
7日目の安息は、あくまでも人間のために設けられた規定であると言えます。人間にはそのような安息と神を覚える時が必要なのです。
祈り
天の父なる神様、あなたの尊い御名を賛美いたします。今日もあなたの御手のうちに守られ、支えられていることを覚えて、あなたの御心を行う日としてください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。