天の父なる神様、あなたの御子イエス・キリストが苦難を受けて十字架の死をとげてくださり、その苦しみによって私たちの罪を赦し、私たちを罪と死の力から解放してくださったことを心より感謝いたします。
このことにより、「わたしたちは主キリストに結ばれており、キリストに対する信仰により、確信をもって、大胆に神に近づくことができ」ることを覚えて、感謝をもって日々を歩むことができますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。

こういうわけで、わたしは御父の前にひざまずいて祈ります。御父から、天と地にあるすべての家族がその名を与えられています。どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強めて、信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、あなたがたを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者としてくださるように。エフェソ3:14~17

今日の聖句はパウロの祈りですが、この祈りを通して、私たちの祈りを振り返ることもできるでしょう。パウロは神に祈り願っていますが、彼の祈り、願っていることと私たちが祈り願っていることは一致しているでしょうか。

私たちの自然に出てくる祈りは、「家内安全」「商売繁盛」「無病息災」と言ってもよいかと思いますが、聖書に出てくる祈りを見てくると、「病気が癒されますように」「仕事がうまくいきますように」「安全な道をたどることができますように」というような祈りはあまり出てきません。

このような祈りを祈ってもよいのですが、もっと私たちは、ここにあるパウロの祈りのような祈りから教えられることも必要ではないかと思います。聖書に出てくる祈りを学び、祈ることによって、私たちの信仰が整えられていくのです。

祈り

天の父なる神様、祈りは私たちの心の思いを反映するものです。私たちの思いが、あなたの御心に近づくことができますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。