9:4 そうでないと、マケドニア州の人々がわたしと共に行って、まだ用意のできていないのを見たら、あなたがたはもちろん、わたしたちも、このように確信しているだけに、恥をかくことになりかねないからです。

 9:5 そこで、この兄弟たちに頼んで一足先にそちらに行って、以前あなたがたが約束した贈り物の用意をしてもらうことが必要だと思いました。渋りながらではなく、惜しまず差し出したものとして用意してもらうためです。

 

パウロは、エルサレム教会への献金を捧げることについて、「アカイア州では去年から準備ができている」と言ってマケドニア州の人々にコリントの信徒たちのことを誇りました。それによって、マケドニア州の多くの人々は奮い立ってエルサレム教会への献金に取り組むようになったのです。そのマケドニア州の教会の代表者が、パウロと共にコリントの教会を訪れたとき、用意ができていないのを見たらパウロは恥をかくことになるでしょう。

 

コリントの教会の人たちが、エルサレム教会を支援しようという志を与えられたのであれば、その気持ちを表すだけでなく、実際にそれを実行していくことが出来るようにと励ましているのです。

 

「有言不実行」では人々に信用されませんから、また神の栄光を現すことを考えても、約束したことを忠実に果たしていくことは大切なことです。

 

祈り

 

天の父なる神様、み言葉を通してあなたの御心を示されていますが、あなたは真実なお方であり、約束したことは必ず実現なさるお方です。あなたの真実なみ言葉に支えられて、あなたへの信仰をもって生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。