6:28 主がエジプトの国でモーセに語られたとき、

6:29 主はモーセに仰せになった。「わたしは主である。わたしがあなたに語ることをすべて、エジプトの王ファラオに語りなさい。」

6:30 しかし、モーセは主に言った。「御覧のとおり、わたしは唇に割礼のない者です。どうしてファラオがわたしの言うことを聞き入れましょうか。」

7:1 主はモーセに言われた。「見よ、わたしは、あなたをファラオに対しては神の代わりとし、あなたの兄アロンはあなたの預言者となる。

 

神はモーセを立てて、奴隷の状態となっているイスラエルの人々を解放すると言われました。

さらに71節では、「見よ、わたしは、あなたをファラオに対しては神の代わりとし、あなたの兄アロンはあなたの預言者となる。」と言われました。

 

イスラエルを脱出させるというこの働きを実現させるために、神の代わりとしてモーセとアロンを用いてくださると言われているのです。神様は、今の私たちにも同じ役割を与えてくださっています。

 

イエス・キリストによる救いの福音を伝える人たちはみな、神の代わりとして用いられる一人一人なのです。神様は、人々を救いに導くために、直接人に言葉をかけて救うというのではなく、み言葉によって、またみ言葉を預かった人々を用いてその働きを実現なさるのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたが出エジプトという大きな御業を行うときにモーセとアロンを用いてくださったように、今の時代にも罪の束縛のうちにある人々に福音を伝え、自由と解放を伝えるために私たちを用いてくださることを感謝いたします。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。