神を神として生きる

 17:29 わたしたちは神の子孫なのですから、神である方を、人間の技や考えで造った金、銀、石などの像と同じものと考えてはなりません。

 17:30 さて、神はこのような無知な時代を、大目に見てくださいましたが、今はどこにいる人でも皆悔い改めるようにと、命じておられます。

 17:31 それは、先にお選びになった一人の方によって、この世を正しく裁く日をお決めになったからです。神はこの方を死者の中から復活させて、すべての人にそのことの確証をお与えになったのです。」

 

この世界の万物を創造なさった方こそが神ですが、人間は、神と共に生きるように作られましたから、自分が信頼できる確かなものを求めるのです。罪が入ってしまった後の人間は、神以外のもの、神によって造られた被造物を神であるかのようにして、金や銀や石などの像によってあらわすようになってしまいました。

 

そうしたものは神ではなく偶像にすぎません。神は「十戒」の第一戒においても、「わたしのほか何物をも神としてはならない」と言われました。神以外のものを神としてあがめることは罪なのです。

 

偶像というものは単に像になっているものばかりではありません。自分自身やお金、財産、地位など神以外のものを神であるかのように考えてそれにより頼むような考え方生き方はそれ自体が偶像礼拝にほかなりません。神はそのような罪を悔い改めて真の神に立ち返るように求めておられます。

 

祈り

 

天の父なる神様、造り主の代わりに造られtものをあがめるというパウロが指摘したような罪は至る所にあります。そのような罪に気が付いて、真の神を神として生きることができますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。