7:29 兄弟たち、わたしはこう言いたい。定められた時は迫っています。今からは、妻のある人はない人のように、

 7:30 泣く人は泣かない人のように、喜ぶ人は喜ばない人のように、物を買う人は持たない人のように、

 7:31 世の事にかかわっている人は、かかわりのない人のようにすべきです。この世の有様は過ぎ去るからです。

 

罪にまみれてしまったこの世界はやがて終わりを迎える時が来ることを聖書は記しています。パウロは、「定められた時は迫っています。」と言ってその時が近いことを意識していることが分かります。

 

明日にでもキリストの再臨が起こり、世の終わりの時が来るかもしれないという緊迫した思いの中で語られた言葉として今日の聖句の言葉は記されているのです。

 

初代教会のクリスチャンの多くは、自分が生きている間にキリストの再臨が来ると信じていました。それで、「マラナタ、主よ来たりませ」という言葉があいさつのように使われていたのです。

 

今の私たちの時代を振り返ってみると、まさに終わりの時が近づいていることを感じさせられる時ではないかと思われます。

 

祈り

 

天の父なる神様、罪の世にあって今の時代はますます闇の力が世界を支配しているように思われる時代であるように思われます。しかし「見よ、闇は地を覆い/暗黒が国々を包んでいる。しかし、あなたの上には主が輝き出で/主の栄光があなたの上に現れる。(イザヤ書60章2節)と言われているように、あなたの御手に守られてこの時を生きることが出来ますことを感謝いたします。

イエス・キリストの御名によって祈ります。