21:7 そこで、彼らはイエスに尋ねた。「先生、では、そのことはいつ起こるのですか。また、そのことが起こるときには、どんな徴があるのですか。」

21:8 イエスは言われた。「惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがそれだ』とか、『時が近づいた』とか言うが、ついて行ってはならない。

21:9 戦争とか暴動のことを聞いても、おびえてはならない。こういうことがまず起こるに決まっているが、世の終わりはすぐには来ないからである。」

 

神はこの世界を創造し、今も生きとし生けるものが生きていく子が出来るように、多くの恵みのうちにあらゆる命あるものを養っていてくださいます。

 

しかし、人類が罪を犯して以来、この世界は様々な悪がはびこり、神の御心に従うよりは、背き続けるような世界となってしまいました。

 

このため神は、この世に暗躍している悪魔やその追随者たちを裁かれる時(世の終わりの時)を設けておられることが記されています。

 

今日の聖句には、世の終わりそのものではなく世の終わりの前兆に起こることが記されています。その時には戦争や暴動が起こると言われています。

 

祈り

 

天の父なる神様、アダムとエバが罪を犯すことがなければそのまま天の御国に引き上げられ、その子孫たちも神の国に永遠に生きる者になったことでしょう。しかし、罪を犯したために人類のみならずこの世界の全体が罪のためにうめき、やがて裁きを受けるものとなってしまいました。今すでに世の終わりの前兆の時代を迎えているように思われます。目を覚ましてキリストの再臨に備えることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。