22:44 イエスは苦しみもだえ、いよいよ切に祈られた。汗が血の滴るように地面に落ちた。〕

22:45 イエスが祈り終わって立ち上がり、弟子たちのところに戻って御覧になると、彼らは悲しみの果てに眠り込んでいた。

22:46 イエスは言われた。「なぜ眠っているのか。誘惑に陥らぬよう、起きて祈っていなさい。」

 

三位一体の神様の交わりは、とても親密で豊かなものであったと思いますが、十字架において、あらゆる罪人の罪を担ってくださる時には、父なる神から捨てられ、究極の刑罰を受けてくださり。まさに死の苦しみを経験なさいました。

 

この苦しみを理解できるものはイエス様以外にはありません。イエス様は、この苦しみを受けることを覚悟され、ご自分から進んで十字架への道を進んでいかれるのです。

 

この時、弟子たちはとても疲れていたのでしょうか。襲ってくる眠気に打ち勝つことが出来ずに、眠り込んでいたようです。イスカリオテのユダに先導されて、イエス様を捕えようとする兵隊たちが、すぐそばまで来ていました。

 

祈り

 

天の父なる神様、私たちのために僕として歩まれ、私たちの罪と咎を担う者として十字架に向けて歩まれたことを心より感謝いたします。これ以外に私たちが罪と死の束縛から解放される道は他にありませんでした。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。