“霊”の火を消してはいけません。預言を軽んじてはいけません。すべてを吟味して、良いものを大事にしなさい。1テサロニケ5:19~21

16節から18節において、パウロは、聖霊の実としての喜び、祈り、感謝について述べましたが、今日の聖句においては、信仰共同体である教会における聖霊の特別な働きに注目しています。

預言は聖霊による特別な恵みの一つですが、預言とは、神の言葉(神の啓示)を預かった者(預言者)が、それを他の人々に語る者です。必ずしも未来に対する予告であるという言うわけではありません。

それは多くの場合、それが語られた当時の人々へのメッセージであるとともに、その後に生きる多くの人々への神の言葉としてのメッセージであるということができます。

人々は、それが確かに神の言葉であるか否かを、神の特別啓示である聖書を通して吟味し、神の御心を求めて、神の御心に従うことが求められているのです。
そのためには聖霊の働きが不可欠です。

祈り

天の父なる神様、私たちを創造し育んで下さっている神のもとを離れて暮らしてきた私たちに、み言葉によって、聖霊によって真理を教え、事実神のみもとに導いてくださいました。聖霊の灯を消すことなく、生涯あなたの御心のうちに生きる者とならせてください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。