5:18 はっきり言っておく。すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない。
「はっきり言っておく」というのは、「アーメン、あなた方に言う」と言う意味の言葉で、強調して言われている言葉であると言えます。ここでイエス・キリストは、この言葉は必ず実現すると言う思いを込めて、「すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない。」と言われました。
イエス様は御自分の真実にかけて「すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない」と断言しておられるのです。「すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで」とはイエス・キリストが再び来られて、この世の悪を裁くとともに、神の救いを完成してくださる日まで、ということです。
「すべてのことが実現し、天地が消えうせる」ということについては、ヨハネの黙示録21章1節には、世の終わりの日に、イエス・キリストが再臨し、この世の悪を裁き滅ぼした後のことですが、次のように記されています。「わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。最初の天と最初の地は去って行き、もはや海もなくなった。」(ヨハネの黙示録21:1)
祈り
天の父なる神様、私たちが住んでいるこの世界は、様々な闇に包まれていますが、イエス・キリストの再臨によってこの世の悪が裁かれ、救いの御業が完成し「すべてのことが実現し、天地が消えうせる」時が来ることを覚えて、希望をもって生きることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。