7:12 その他の人たちに対しては、主ではなくわたしが言うのですが、ある信者に信者でない妻がいて、その妻が一緒に生活を続けたいと思っている場合、彼女を離縁してはいけない。

 7:13 また、ある女に信者でない夫がいて、その夫が一緒に生活を続けたいと思っている場合、彼を離縁してはいけない。

 

「その他の人たち」と言われているのは「信者と信者でない者」の夫婦のことを指しています。10節で言われていた「既婚者」が「信者同士の夫婦」であったのに対して、「その他の人たち」とは「信者と信者でない者」の夫婦のことです。

 

信者どおしで結婚している夫婦についてパウロは、「こう命じるのは、わたしではなく、主です」とはっきりと断言するように述べていますが、信者とそうでない人との夫婦の場合については、「主ではなくわたしが言うのですが」と言って、「ある信者に信者でない妻がいて、その妻が一緒に生活を続けたいと思っている場合、彼女を離縁してはいけない。また、ある女に信者でない夫がいて、その夫が一緒に生活を続けたいと思っている場合、彼を離縁してはいけない。

」と教えています。

 

近年は結婚しても離婚してしまう人が増加しています。離婚のためには様々な理由があると思われますが、今日の聖句にもあるように、神の御心は、基本的には結婚している者は離婚しないように、夫婦生活、家庭生活を大切にして、互いに愛し合う者となるように教えられています。

 

祈り

 

天の父なる神様、現在、私たちの社会において家庭が崩壊していたり、家庭が家庭としての機能を果たすことが出来なくなっているようなところが増えていると言われています。夫婦関係、親子関係を真実に豊かなものとしていくことが出来ますように。そのために主であるあなたとの豊かな交わりに生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。