13:4 蒔いている間に、ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。

13:19 だれでも御国の言葉を聞いて悟らなければ、悪い者が来て、心の中に蒔かれたものを奪い取る。道端に蒔かれたものとは、こういう人である。

 

種が道端に蒔かれるとどうなるのかは容易に想像がつきます。農夫は道端に蒔こうとは思わなかったと思いますが、大雑把に種を蒔いた場合、ある時には道端に蒔かれてしまうことも考えられます。

 

道端というのは、人が普通に歩くところになりますので、地面は固くなっていますし、仮に芽が出たとしてもすぐに踏まれてしまって成長することは出来ません。そのうちに鳥が来て食べてしまうという事にもなるのです。

 

道端のような堅い土地は、「御国の言葉を聞いても悟らない」ような心がかたくなになっていて、み言葉を聞こうという思いも希薄なために、聞いたとしてもそのみ言葉はその人の内で根を下ろすようなことにはならないのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたのみ言葉を聞き、これを正しく理解して、あなたの恵みの内を歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。