あなたがたが信仰によって働き、愛のために労苦し、また、わたしたちの主イエス・キリストに対する、希望を持って忍耐していることを、わたしたちは絶えず父である神の御前で心に留めているのです。1テサロニケ1:3

ここには、神に対する信仰と希望と愛が記されています。1コリント13章の最後のところには、「それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。」(13:13)と言われています。

この世の中を見回して、いつまでも残るものは何かと考えてみても、長い間続くであろうと思われる者でも、いつまでも続くというものを見つけることは難しいものです。太陽や地球もいつまでも続くかと思っているかもしれませんが、無数の星もやがては消えていくことが知られています。

マタイ24章で主イエスは、弟子たちが立派な神殿を見てこれを称賛していた時、「これらすべての物を見ないのか。はっきり言っておく。一つの石もここで崩されずに他の石の上に残ることはない。」(マタイ24:2)と言われたのです。目に見えるものはいつまでも続かない。

けれどもいつまでも続くものがある。それは「信仰と希望と愛」だと言われているのです。

祈り

天の父なる神様、いつまでも変わることがなく、いつまでも続く永遠の命の世界を私たちのために用意してくださる恵みを感謝いたします。この恵みを覚えつつ、主と共に歩むことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。