いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。1テサロニケ5:16~18
いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝するというこの聖句を是非暗記して、これを座右の銘にしたらよいと思います。
いつも喜ぶということですが、私たちの人生において、うれしいことばかりが続くわけではありません。苦しいことや辛いこと、嫌なことや悲しいこともあるのです。
使徒の働きを見ると、初代のキリスト教会は、最初はユダヤ人たちから、やがてローマ帝国から激しい迫害を受けていったことが分かります。
例えば、使徒の働き5章には、キリストの福音を伝えたため使徒たちは投獄され、鞭で打たれイエスの名によって話してはならないと命じたうえ、釈放されたことが記されていますが、41節には、「それで使徒たちは、イエスの名のために辱めを受けるほどの者にされたことを喜び、最高法院から出て行き、毎日、神殿の境内や家々で絶えず教え、メシア・イエスについて福音を告げ知らせていた。」(使徒5:41~42)と言われています。
彼らは、激しい迫害を受けて、最高法院から、「今後イエスの名によって話してはならない」と言われたにもかかわらず、なお、迫害を恐れるよりもそれを喜んで福音を宣べ伝えていったのです。
なぜそんなことができたのでしょうか。聖霊とともに、主が彼らと共に働いて彼らを支え導いてくださったからに他なりません。
祈り
天の父なる神様、いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝するという人生を生きることが出来ますように、私たちの歩みのすべてをあなたと共に歩み続けることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。