16:14 そこで、その井戸は、ベエル・ラハイ・ロイと呼ばれるようになった。それはカデシュとベレドの間にある。
16:15 ハガルはアブラムとの間に男の子を産んだ。アブラムは、ハガルが産んだ男の子をイシュマエルと名付けた。
16:16 ハガルがイシュマエルを産んだとき、アブラムは八十六歳であった。
天使の御告げを聞いて、ハガルは神が言われた通りに従って家に戻りました。そして、事の次第をアブラムとサライに告げたに違いありません。アブラムとサライはその言葉を聞いてハガルを迎え入れました。ハガルに対してつらく当たったことを反省したのだと思います。
やがてハガルに子供が生まれますが、アブラムはその子供の名前を「イシュマエル」と名付けました。これは神がハガルに言われたのと同じ名前です。
ハガルが神に従ったことを知って、アブラハムとサライもまた、神に従うことを教えられていくのです。アブラムの神は、ハガルの神でもあるのです。ハガルが子供を産んだとき、アブラムは86歳でした。もうかなりの年齢になっていたことが分かります。さらに十年以上の年月が過ぎて17章の出来事に続いていきます。
祈り
天の父なる神様、人間にとって最大の問題は、自分を生かしてくださっている神、命の源であるお方を知らないこと、知ろうとしないことにあります。本来、神によって創造された人間は、神と共に生きる存在として創造され、事実神によって生かされています。いのちの源であるあんたとつながって生きることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。