9:18 見よ、明日の今ごろ、エジプト始まって以来、今日までかつてなかったほどの甚だ激しい雹を降らせる。
9:19 それゆえ、今、人を遣わして、あなたの家畜で野にいるものは皆、避難させるがよい。野に出ていて家に連れ戻されない家畜は、人と共にすべて、雹に打たれて死ぬであろう』と。」
9:20 ファラオの家臣のうち、主の言葉を畏れた者は、自分の僕と家畜を家に避難させたが、
9:21 主の言葉を心に留めなかった者は、僕と家畜を野に残しておいた。
なお、イスラエルを行かせようとしないエジプトの王に対して、神は、「今日までかつてなかったほどの甚だ激しい雹を降らせる。」と言われました。
日本でも大正6年6月29日には、九州から関東にかけての広い地域で雷を伴ったひょうが降り、大きなものは、29センチメートル(重さ3400グラム)もの大きさの表が降ったと言われています。雹は氷の塊ですが、このようなものが降ってきたら外に出てはいられないでしょう。
神による禍も、次第に大きなものになってきているようです。この災いにおいては、前もって次のように神は警告をしておられました。「それゆえ、今、人を遣わして、あなたの家畜で野にいるものは皆、避難させるがよい。野に出ていて家に連れ戻されない家畜は、人と共にすべて、雹に打たれて死ぬであろう』と。」
主の言葉を畏れた者は、家畜を避難させていましたが、心に留めなかった者は、雹に打たれて家畜が死ぬことになりました。
祈り
天の父なる神様、聖なる御名を賛美いたします。あなたは愛の神ですが、悪や罪を裁く義の神でもあられます。闇が支配しているところ、人々が虐げられているところでは、支配し虐げているものが裁かれなければ、虐げられている人が解放されることはありません。あなたが悪を裁き、虐げられている人々を解放してくださることを感謝いたします。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。