6:1 「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。
イエス様は、「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい」と言われました。主イエスは私たちに善行をすることを求めておられます。しかしこの時、見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさいと言われるのです。
日本でも「一日一善」などと言われることがあります。これまで主イエスは、律法学者やファリサイ派の人々にまさる義について教えられましたが、律法学者やファリサイ派の人々は、多くの人に見られようとして善行をしていたようです。
人に見てもらおうとして、人々の関心をかったり、名声を得るためにするのではなく、すべてのことを見ておられ、御存じである神の御心にかなうように善行を行うことを求めておられるのです。
祈り
天の父なる神様、私たちは人からよく見られたいという思いがあり、人からよく見られるようにする目的で善行を行おうとする思いがあります。そのような思いではなく、自然にあなたの前に善いことをしていくことが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。