22:34 ファリサイ派の人々は、イエスがサドカイ派の人々を言い込められたと聞いて、一緒に集まった。

 

ユダヤの最高法院は、サドカイ派とファリサイ派の二つのグループから成っていましたが、イエス様がサドカイ派の人々を言い込められたと聞いて、ファリサイ派の人々は一緒に集まったのです。

 

15節に、「それから、ファリサイ派の人々は出て行って、どのようにしてイエスの言葉じりをとらえて、罠にかけようかと相談した」と記されていましたが、ここでもファリサイ派の人々が一緒に集まったのは、イエス様の言葉じりをとらえて、罠にかけようと相談するためであったと思われます。

 

詩編2編2節には、「なにゆえ、地上の王は構え、支配者は結束して/主に逆らい、主の油注がれた方に逆らうのか」と言われています。この御言葉に記されているように、サドカイ派やファリサイ派、ヘロデ派のようなユダヤの指導者たちは結束して、イエス・キリストを罠にかけ、殺害しようとしているのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、今も昔も人々の罪は何と深いものでしょうか。幼子のようにあなたを求め、へりくだって人々に仕える者とならせてください。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。