21:1 主は、約束されたとおりサラを顧み、さきに語られたとおりサラのために行われたので、

21:2 彼女は身ごもり、年老いたアブラハムとの間に男の子を産んだ。それは、神が約束されていた時期であった。

21:3 アブラハムは、サラが産んだ自分の子をイサクと名付け、

21:4 神が命じられたとおり、八日目に、息子イサクに割礼を施した。

21:5 息子イサクが生まれたとき、アブラハムは百歳であった。

 

約束通り、アブラハムとサラとの間に子供が生まれました。アブラハムは100歳であり、サラも90歳になっていましたから、これは通常ではありえない出産でした。老いた体でしたが、神がそれを用いてくださり、子供が生まれるようにしてくださったのです。

 

神は無から天地万物を作ってくださったお方ですが、このお方によれば、このようにして子供をさずけることはたやすいことでした。ここには神の全能の力と共に、約束に忠実な神であることが強調されています。

 

イサクは、「笑い」という意味の名前です。アブラハムとさらに与えられたイサクの誕生は、彼らの思いを超えた喜びを与え、神に対する信仰の確信を与えられたに違いありません。

 

祈り

 

天の父なる神様、約束に基づいてイサクが誕生したことは、やがてイエス・キリストにつながる歴史を支配し、約束を守ってくださるあなたの真実を表しています。このことによって私たちの救いがもたらされていることを覚えて御名をあがめることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。