1:21 -22そこで、主イエスがわたしたちと共に生活されていた間、つまり、ヨハネの洗礼のときから始まって、わたしたちを離れて天に上げられた日まで、いつも一緒にいた者の中からだれか一人が、わたしたちに加わって、主の復活の証人になるべきです。」
1:23 そこで人々は、バルサバと呼ばれ、ユストともいうヨセフと、マティアの二人を立てて、
1:24 次のように祈った。「すべての人の心をご存じである主よ、この二人のうちのどちらをお選びになったかを、お示しください。
1:25 ユダが自分の行くべき所に行くために離れてしまった、使徒としてのこの任務を継がせるためです。」
1:26 二人のことでくじを引くと、マティアに当たったので、この人が十一人の使徒の仲間に加えられることになった。
12人の弟子たちの内、イスカリオテのユダがいなくなりましたので、この時点では11弟子となっていました。旧約聖書の時代においては、イスラエル12部族が選ばれていましたが、新約の時代においては12人の弟子たちが選ばれました。
ヨハネの黙示録4章4節には、「4:4 また、玉座の周りに二十四の座があって、それらの座の上には白い衣を着て、頭に金の冠をかぶった二十四人の長老が座っていた。」といわれています。この24人というのは、旧約における12部族と新約における12弟子を代表するものと考えられています。
弟子たちは、12人の弟子とするために神に祈り、神様がもう一人の弟子をお選びくださるようにと願いつつ、くじによって残りのひとりとしてマティアが選ばれました。
祈り
天の父なる神様、12人の弟子を選び、これからはこの弟子たちを中心として福音が世界中に伝えられていきました。神様の御用のために人々を選び、あなたの御業を実現してくださる恵みを感謝いたします。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。