7:18 川の魚は死に、川は悪臭を放つ。エジプト人はナイル川の水を飲むのを嫌がるようになる。」

7:19 主は更にモーセに言われた。「アロンに言いなさい。『杖を取り、エジプトの水という水の上、河川、水路、池、水たまりの上に手を伸ばし、血に変えなさい』と。エジプトの国中、木や石までも血に浸るであろう。」

7:20 モーセとアロンは、主の命じられたとおりにした。彼は杖を振り上げて、ファラオとその家臣の前でナイル川の水を打った。川の水はことごとく血に変わり、

7:21 川の魚は死に、川は悪臭を放ち、エジプト人はナイル川の水を飲めなくなった。こうして、エジプトの国中が血に浸った。

 

エジプトにとってナイル川は重要な水資源です。静岡市を流れる安部川も大きな川ですが、ナイル川はその何倍も大きな川であり、これによって人々は作物を作り、インフラを整え、その暮らしを豊かなものとされてきました。そのナイル川の水が血に変わるということは重大な問題です。

 

中東地方においては、その周囲が砂漠に囲まれているということもあって、水は非常に貴重なものでした。その水を血に変えるという災いがもたらされました。

 

このような災いが起こり、それが神からのものであるということが分かれば、人々は自らの過ちを認め、神に許しを請う必要があります。ところが、エジプト中の住民が困っているのにエジプトの王様は、そのように神の前に罪を認めることも、神に従おうともしませんでした。

 

祈り

 

天の父なる神様、雨や空気や温度、湿度など、私たちの暮らしに必要なあらゆるものをあなたは与えてくださっていますが、私たちはそれを当たり前のこととして過ごしている面があると思います。しかしこれがあなたの恵みによってもたらされていることを感謝をもって覚えることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。