12:43 主人が帰って来たとき、言われたとおりにしているのを見られる僕は幸いである。
12:44 確かに言っておくが、主人は彼に全財産を管理させるにちがいない。
イエス様はここで、出かけていた主人が帰ってくると言われました。同じような表現は、ぶどう園で働く農夫のたとえにおいても言われています。
主人はブドウ園を農夫に任せて出かけるのですが、農夫たちは、自分のやりたいようにして、主人が遣わした雇人を殺し、ついには主人の息子を遣わしましたが、その息子をも殺してしまいました。そうしたら主人が帰ってきたときには、農夫たちをどうするだろうかと言っておられます。(マタイ21章33~46節)
今日の聖句では、「主人が帰って来たとき、言われたとおりにしているのを見られる僕は幸いである。」と言われました。主人はやがて帰ってくるのです。これは、イエス・キリストの再臨を表し、神がこの世の悪を裁くとともに救いを完成させる時がやがて来るということを教えています。
祈り
天の父なる神様、私たちの主人である神様は、すでにイエス・キリストにおいて私たちの罪の贖いを実現し、聖霊によってこの救いを私たちのものとしてくださっています。この世界のあらゆる被造物もキリストの再臨によって救いの御業が完成する時を待ち望んでいます。主よ、来たりませ。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。