19:14 しかし、国民は彼を憎んでいたので、後から使者を送り、『我々はこの人を王にいただきたくない』と言わせた。
19:15 さて、彼は王の位を受けて帰って来ると、金を渡しておいた僕を呼んで来させ、どれだけ利益を上げたかを知ろうとした。
主人によって養われている使用人たちに、それぞれに1ムナというお金を渡して、王の位をいただくために主人は出かけていきました。
王の位をいただくということですので、通常であれば、その家の主人であるというばかりではなくその国の王の位を持つようになるわけで、これは使用人たちによっても大変名誉なことであるに違いありません。
けれども、この家の使用人たちは、「彼を憎んでいたので、後から使者を送り、『我々はこの人を王にいただきたくない』と言わせた。」と言われています。
何故憎んでいたのかということは記されていませんが、この家の使用人たちは、この人には家に帰ってきてほしくない。別の言い方をすれば、神様などいらない、というような思いをもって暮らしていたのではないかと思います。
そんな人たちのところに主人は王の位をいただいて帰ってきます。これは、キリストの再臨を思い起こさせるものです。
祈り
天の父なる神様、再臨の後、祝福に与る者と滅びに至るものが色分けされることになります。私たちも主人がやがて帰ってくることを覚えつつ、主人の御心にかなうような歩みをすることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。