6:12 従って、あなたがたの死ぬべき体を罪に支配させて、体の欲望に従うようなことがあってはなりません。
6:13 また、あなたがたの五体を不義のための道具として罪に任せてはなりません。かえって、自分自身を死者の中から生き返った者として神に献げ、また、五体を義のための道具として神に献げなさい。
6:14 なぜなら、罪は、もはや、あなたがたを支配することはないからです。あなたがたは律法の下ではなく、恵みの下にいるのです。
私たちは自由な意思を持つ者として造られましたが、人類が罪を犯してしまったために、私たちもまた罪をもって産まれてきました。そのために自由な意思を持っているとはいっても、心そのものが全的に堕落してしまって。罪を犯さないような生き方をすることが出来なくなってしまったのです。
そんな私たちが、今もこのように支えられ、生かされているのは主なる神様が日々私たちを支え、育んでいてくださるからなのです。このような神の恵みがなければ、この世界は秩序のない混乱した世界になっていたのです。
そのように私たちを愛し、私たちを生かしておられる神が、次のように言われています。「あなたがたの五体を不義のための道具として罪に任せてはなりません。かえって、自分自身を死者の中から生き返った者として神に献げ、また、五体を義のための道具として神に献げなさい。」
神によって生かされている私たちは、「五体を義のための道具として神に献げ」ることを願っておられるのです。
祈り
天の父なる神様、私たちに与えられた「五体を義のための道具として神に献げ」るような考え方、生き方をすることが出来ますように。神を愛し、隣人を愛することが出来ますようにお導きください。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。