9:4 どこかの家に入ったら、そこにとどまって、その家から旅立ちなさい。

9:5 だれもあなたがたを迎え入れないなら、その町を出ていくとき、彼らへの証しとして足についた埃を払い落としなさい。」

9:6 十二人は出かけて行き、村から村へと巡り歩きながら、至るところで福音を告げ知らせ、病気をいやした。

 

このみ言葉を読むと、四国地方でお遍路さんが旅をしている時に、その地方の方が声をかけて泊めてあげたという話を思い出します。お遍路さんの場合は48か所のお寺を回っていくのですが、イエス様の弟子たちは、イエス様から病気を癒し、悪霊を追い出すことの出来る権威をいただいて、道々行く人々を癒したと思われます。

 

お遍路さんの場合は、基本的に自分自身のために旅に出るのですが、イエス様によって派遣された弟子たちの場合は、他の人々に福音を伝え、他の人々を癒し、悪霊を追い出すために、すなわち、他の人々のために、キリストによって派遣されたという点が大きな違いがあります。

 

そして派遣された弟子たちは、実際に病気の人を癒し、悪霊につかれていた人々を解放することが出来ました。

 

祈り

 

天の父なる神様、弟子たちを遣わして、病気を癒したり悪霊からの解放をもたらしてくださり、私たちに「神の国が近づいた」という新しい時代をもたらしてくださる恵みを感謝いたします。主の日である今日の一日も、あなたのみ言葉とみ恵みを覚えて、主に在っての一日を過ごすことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。