6:41 あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。

6:42 自分の目にある丸太を見ないで、兄弟に向かって、『さあ、あなたの目にあるおが屑を取らせてください』と、どうして言えるだろうか。偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目にあるおが屑を取り除くことができる。」

 

私たちは、目にゴミが入った時など、すぐに分かるばかりでなく、すぐにでも外に出したいと思いますね。小さなごみや虫であっても目に入るとすぐに気が付くものです。

 

ここには、「あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。」と言われています。

 

他人の過ちは分かるのに、自分の過ちには気が付いていないということです。

イエス様が指摘しておられるように、私たちもそのような傾向があるのではないでしょうか。

 

自分の目から丸太をとり除くことによって、聖霊がわが内に住んで下さって自分の罪を自覚し、悔い改めて、神が私の目から丸太をとり除いてくださることによって、今まで見えていなかったものが見えるようになります。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたは「自分の目の中の丸太に気づかないのか。」と言われました。そのために真実を見ることが出来なくなっていると言われました。目の前に大きな丸太があるということは、全く前が見えない状態にあるということです。肉眼の目は見えていても、心の目は盲目になっているということです。先にイエス様は、「盲人が盲人の道案内をすることができようか。」と言われましたが、丸太があるために心の目が見えなくなっている者は、人を正しく導くことも出来ません。私たちの心の目が、はっきりと真実を見ることが出来るようになりますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。