11:20 それからイエスは、数多くの奇跡の行われた町々が悔い改めなかったので、叱り始められた。
11:21 「コラジン、お前は不幸だ。ベトサイダ、お前は不幸だ。お前たちのところで行われた奇跡が、ティルスやシドンで行われていれば、これらの町はとうの昔に粗布をまとい、灰をかぶって悔い改めたにちがいない。
11:22 しかし、言っておく。裁きの日にはティルスやシドンの方が、お前たちよりまだ軽い罰で済む。
イエス様は、町々を回って福音を宣べ伝えるとともに、あらゆる病を癒し、悪霊を追い出されました。にもかかわらず「数多くの奇跡の行われた町々が悔い改めなかったので、叱り始められた。」と言われています。
イエス様は、その言葉や行いによって御自分が来たるべき方、メシア、救い主であることをお示しになられたのです。しかし、その数多くの力ある業を見ても、人々は悔い改めませんでした。悔い改めるとは、自らの罪を認めて、神のもとに立ち帰ることですが、自分の罪を正直に認めて神のもとに立ち帰ることが出来なかったのです。
イエス様は、ここでガリラヤの町、コラジンとベトサイダの名前を挙げておられます。どの人々がよいか悪いかという事ではなくて、私たちは誰であっても真実に悔い改めてまことの神に立ち帰ることが求められているのです。
祈り
天の父なる神様、罪ある私たちのために救い主をお遣わしくださった事を感謝いたします。あなたがしてくださった恵みを心より覚えつつ、罪を悔い改めて生きる者とならせてください。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。