13:11 幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていた。成人した今、幼子のことを棄てた。
「幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていた。」という言葉は、私たちにもよくわかることでしょう。この言葉の通りに、私たちは幼子であった時には幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていたに違いありません。
しかし、次第に成長するにつれて幼子のように考えるのをやめて、自立した大人としての考え方をしていくようになるのです。大人になってからも幼子のように考えたりふるまったりする人がいたら、いろいろと問題が生まれて来るでしょうね。
ここで言われている「幼子だったとき」と言われているのは、以前は神様についてほとんど知らないものであったという事を現わした比喩です。また、「成人した今」とは神によって真理を知るようにされた今を表す比喩です。
神を知るようになったのなら、以前のような神を知らないときの生き方や考え方を捨てて、神と共に生きるようにと勧められているのです。
祈り
天の父なる神様、あなたのお恵みによって心を開いて下さり、あなたの愛と恵みのうちに生きることが出来るように、本来の人としての生き方に近づくようにお導きくださることを心より感謝いたします。主にあって歩み続けることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。