あなたがたの中で善い業を始められた方が、キリスト・イエスの日までに、その業を成し遂げてくださると、わたしは確信しています。わたしがあなたがた一同についてこのように考えるのは、当然です。というのは、監禁されているときも、福音を弁明し立証するときも、あなたがた一同のことを、共に恵みにあずかる者と思って、心に留めているからです。フィリピ1:6~7

聖書には、神による救いの歴史が記されているのですが、神による救いの御業は、約束された言葉の通りに実現されてきました。私たちは、未来を見るために、過去を検証していく必要がありますが、聖書が語る歴史、そしてそのみ言葉には、神ご自身の働きがここにあることを如実に示しています。

神がおられるならなぜこの世には争いや憎しみがあるのか。さまざまな問題が次々に生まれてくるのか。と考える方々もおられると思います。ここにも監禁されているパウロの実情が記されていますが、神がおられるならどうしてクリスチャンたちが迫害されたり困難の道を歩むのかと考える方もあると思います。

その答えは、聖書が示すことによれば、天使が堕落した悪魔がこの世界の支配者となっていること、武力ではなく信仰の戦いの中で神に従うことが求められているということです。ここで忘れてはならないことは、神は神と共にいてパウロたちを導かれたように、神に従うものを支え、守り、導いてくださるということです。

祈り

天の父なる神様、あなたの約束は変わることがなく、語られたことは必ず実現してくださいます。その約束を信じて生きる確かな信仰に生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。