1:20 このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。
1:21 マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」
マリアが断罪されることから守るために、ヨセフはマリアとひそかに縁を切ろうと考えていたところ、主の天使がヨセフに現れて、次のように神様からのお告げを語ったのでした。
「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」
「マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。」ということを、ヨセフは天使によって告げられるのです。そればかりではなく、聖霊によって身ごもったマリアは男の子を産み、その子は自分の民を罪から救う、神によって遣わされた旧約聖書において預言されていた約束のメシアであると告げられたのです。
「イエス」というのは、ヨシュアのギリシャ語名であり、「主は救い」という意味の名前です。
祈り
天の父なる神様、あなたは旧約の時代より、救いの御計画を実現するとともに、やがて私たちのため、民全体のための救い主メシアをお送りくださることを約束してくださいましたが、そのお言葉通りに、救い主イエス・キリストをお遣わしくださった恵みを感謝いたします。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。