「『今日』という日のうちに、日々励まし合いなさい」ヘブライ人への手紙3章13節

私たちは、いつ死を迎えるのか分かりません。このヘブライ人への手紙g書かれたころは、キリスト者への迫害が激しく、クリスチャンにとっては、死はいつも隣り合わせにあるような状況でした。それだけに、互いに励ましあうことが重要でした。

21世紀の私たちの国日本では、信教の自由は一応守られていますし、キリスト教会が迫害に遭うということはそれほどない状況にあります。 けれども、日本のクリスチャン人口はわずか1%以下であることを考えると、やはり互いに励ましあうことの重要性を感じさせられます。

主の日にともに集まって礼拝を捧げることも重要ですが、ここに言われているのは、「日々、励まし合いなさい」ということです。初代の教会では、クリスチャンたちは毎日ともに集まり、祈りと礼拝を捧げて、それから会社や学校や様々な働きへと出かけていくような生活ぶりであったようです。

韓国の教会も、これと同じような教会がたくさんあります。たとえば毎日、朝5時くらいから教会で早天礼拝がありともに祈りの時をもって、皆で食事をしてから会社や学校やそれぞれの生活の場へと出かけていくのです。

祈り

天の父なる神様、ともに集まって励ましあうことの大切さを感じています。あなたの導きの中で、あなたによってつながれたよき交わりを持ち続けることができますように。 イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。