5:1 このように、わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、

 5:2 このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。

 5:3 そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、

 5:4 忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。

 5:5 希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。

 

「主イエス・キリストによって神との間に平和を得て」いるということこそが、私たちの人生にとって最重要なことということが出来ます。最重要なことではありますが、これは人間の努力や知恵によっては決してなしえないことでした。それはただイエス・キリストによって、神の憐みによってのみなされることでした。

 

この恵みに与ることは幸いなことですが、罪の世にあってはサタンや悪霊による攻撃があり、キリスト教会やキリスト教徒が迫害されるという状況は今も続いています。

 

苦難→練達→希望という流れは、神が共におられて導かれるゆえに、苦難や迫害の中にあっても平安が与えられ、信仰による希望が与えられていくことが出来るのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたの御子であるイエス・キリストによって、私たちの罪を贖い、神との関係が損なわれている私たちの罪を赦し、キリストというまことの羊飼いによって神との平和に生きる人生をお与えくださることを感謝いたします。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。