あなたがたが知っているとおり、わたしたちは、相手にへつらったり、口実を設けてかすめ取ったりはしませんでした。そのことについては、神が証ししてくださいます。また、あなたがたからもほかの人たちからも、人間の誉れを求めませんでした。1テサロニケ2:5~6

この手紙を書いているパウロは、迫害を受けていることは分かりますが、この4節から6節を読むときに、彼は様々な中傷をも受けていたことがうかがわれます。

パウロさん、あなたはへつらいやごまかしで人々を惑わせようとしたり、自分自身への称賛を得ようとして、注目を浴びようとしてそのようなことを語っているのではないかと言われていたようです。

けれども、パウロは、自分が神からこの使命を受けたのであり、自分自身のためにではなく、神の栄光が現れるためにこのことをしているのだというのです。

人の誉れを受けるためではなく、神の誉れを受けるためにというパウロの生き方、考え方は、神に導かれ、神の守りと支えの中で彼がこの働きをしていることのしるしと言えるでしょう。

祈り

天の父なる神様、神の働き人として選び、用いてくださることを感謝いたします。あなたの御手に守られて、感謝と喜びをもって歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。