37:18 兄たちは、はるか遠くの方にヨセフの姿を認めると、まだ近づいて来ないうちに、ヨセフを殺してしまおうとたくらみ、

37:19 相談した。「おい、向こうから例の夢見るお方がやって来る。

37:20 さあ、今だ。あれを殺して、穴の一つに投げ込もう。後は、野獣に食われたと言えばよい。あれの夢がどうなるか、見てやろう。」

37:21 ルベンはこれを聞いて、ヨセフを彼らの手から助け出そうとして、言った。「命まで取るのはよそう。」

37:22 ルベンは続けて言った。「血を流してはならない。荒れ野のこの穴に投げ入れよう。手を下してはならない。」ルベンは、ヨセフを彼らの手から助け出して、父のもとへ帰したかったのである。

 

兄たちは、羊を飼う仕事をしていましたが、ヨセフがやってきたのを見かけました。「兄たちは、はるか遠くの方にヨセフの姿を認めると、まだ近づいて来ないうちに、ヨセフを殺してしまおうとたくらみ、相談した。」と言われています。

 

嫉妬は時として殺人まで犯してしまうような思いを人に与えてしまうということです。しかし、一番上の兄であるルベンは言いました。「。「命まで取るのはよそう。」 ルベンは続けて言った。「血を流してはならない。荒れ野のこの穴に投げ入れよう。手を下してはならない。」ルベンは、ヨセフを彼らの手から助け出して、父のもとへ帰したかったのである。」

 

ルベンは、父親のゆえにヨセフを生かして父のもとに返したいと思ったようです。ヨセフがいなくなったら父であるヤコブがどれほど悲しむだろう。父を悲しませてはならないと思ったのです。

 

いずれにしても兄弟の間でこのようなことが起こるということは、穏やかなことではありません。兄たちの行動は、これまでのアブラハム、イサク、ヤコブに比べてみても、明らかに逸脱しています。族長たちも罪を犯すことはありましたが、幾度も悔い改めて神に従うことを選んできたのです。

 

しかし、ヤコブの子供たちの代になると、神に従う信仰はかなり希薄になっているように思われます。

 

祈り

 

天の父なる神様、ヨセフは親からちやほやされて育ちましたが、同時にヤコブの近くにいて、信仰によって生きることを教えられていたに違いありません。しかし、このことを深く学び理解し、実践していけるようになるために、親元を離れ、自立して生きることを余儀なくされていきました。あなたはこのヨセフを訓練し、真の神の民として育ててくださいました。私たちも本物の神の民として歩むことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。