神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。わたしたちは決して恐れない/地が姿を変え/山々が揺らいで海の中に移るとも・・・大河とその流れは、神の都に喜びを与える/いと高き神のいます聖所に。神はその中にいまし、都は揺らぐことがない。夜明けとともに、神は助けをお与えになる。詩編46:2~6節

 

「苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。」とありますが、これは真実です。しかし、私たちは、肉眼で神を見ることが出来ませんし、苦しんでいるわたしの思いを本当に、100%分かってくれる者などいないと思ってしまうことがあります。

 

確かに人間の場合ではそうでしょう。ほんのわずかその人の気持ちを、一時的に分かることがあったとしても、100%わかる人などありません。自分自身でさえ、自分のことが100%分かっているなどとは到底いえないのです。

 

私たちの人間の体は、60兆個の細胞から造られていると言われていますが、1個の細胞の大きさは、100分の1ミリです。そして部位によって数時間から数ヶ月でその全体の細胞が新しいものに造られています。100分の1ミリしかない細胞の中に、ミトコンドリアは、多いものでは数千個もあるのです。それらのすべてを守り、導いてくださる神によって私たちは日々生かされているのです。

 

人間の体の動きは、それ自体が奇跡です。偶然にそのようになるとは思われません。驚くべき秩序と調和の中で、霊的な生命体として私たちは神によって生かされているのです。これは単なる物理的な働きだけではありません。苦しみの時に、その体と心に働いてくださる神が、罪の心をも新しくしてくださり、あがない、助けてくださるのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたは、あなたこそがわたしのことをすべてご存知であり、今日まで私を守り養ってきてくださいましたことを感謝いたします。わたしの確かな土台であるあなたとともに生きる者とならせてください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。