2:21 八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。

2:22 さて、モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。

2:23 それは主の律法に、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからである。

2:24 また、主の律法に言われているとおりに、山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。

 

ユダヤ人たちは、生まれて8日目に割礼を受けるということが定められていましたから、イエス様も生まれて8日目には割礼をお受けになりました。

 

レビ記12章には出産についての掟が記されていますが、そこには男子は生まれてから8日目に割礼を施し、出産した母親は出血の汚れのきよめのために40日間家にとどまることが定められています。ここには汚れと言われていますが、出産休暇と考えてよいと思います。

 

清めの期間が過ぎた時に、両親はおさなごイエスを連れて、いけにえを捧げるためにエルサレムに行きました。神に礼拝を捧げるために神殿に行ったということです。

 

神様との関係を大切にして、アブラハムはその生涯の至るところで祭壇を築いて神に礼拝を捧げましたが、ヨセフとマリアも、先ず礼拝をするという生活をしていたことが分かります。

 

祈り

 

天の父なる神様、信仰をもって歩んだ人たちは、礼拝を中心としてその生活を営んでいました。私たちもあなたとの交わりを大切に覚えて歩むことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。