8:3 イエスが手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち、重い皮膚病は清くなった。

 8:4 イエスはその人に言われた。「だれにも話さないように気をつけなさい。ただ、行って祭司に体を見せ、モーセが定めた供え物を献げて、人々に証明しなさい。」

 

イエスさまは、手を差し伸べてその人に触れられました。言葉だけで清くすることもできたはずですが、イエスさまは手を差し伸べてその人に触れられたのです。汚れた者に触れれば、その人も汚れると定められていたにもかかわらず、イエスさまは、手を差し伸べてその人に触れられたのです。

 

そして、「よろしい。清くなれ」と言われました。ここで「よろしい」と訳されている言葉は、重い皮膚病を患っている人が言った「御心ならば」を繰り返す言葉であります。イエスさまは、「それがわたしの心である。清くなれ」と言われたのです(新改訳聖書の「わたしの心だ。きよくなれ」を参照)。そして、このようにイエスさまが言われると、たちまち重い皮膚病は清くなったのです。

 

この出来事は、イエス・キリストが来るべきメシアであることを表わす出来事でもありました。11章には、バプテスマのヨハネが、使いを送ってイエス様に尋ねさせたことが記されています。

 

ヨハネは牢の中で、キリストのなさったことを聞いた。そこで、自分の弟子たちを送って、尋ねさせた。「来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか。」イエスはお答えになった。「行って、見聞きしていることをヨハネに伝えなさい。目の見えない人は見え、足の不自由な人は歩き、重い皮膚病を患っている人は清くなり、耳の聞こえない人は聞こえ、死者は生き返り、貧しい人は福音を告げ知らされている。わたしにつまずかない人は幸いである。」」(マタイ11:2~6)

 

祈り

 

天の父なる神様、重い皮膚病の人を癒し、この人をきよめてくださったように、私たちの罪を赦し、十字架の血潮によって清めてくださる恵みを感謝いたします。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。