言葉では言い尽くせない贈り物について神に感謝します。Ⅱコリント9章15節
「ことばに表わせないほどの賜物のゆえに、神に感謝します。」
とても言葉では言い尽くせない感謝、ということを感じたことがあるでしょうか。
最近では、卓球の伊藤美誠さんがスウェーデンオープンで、中国の3選手を破って優勝しました。日本選手権で優勝することも大変なことですが、世界のトップ選手、強豪選手を破って優勝するということは、さぞ喜びもひとしおであろうと思います。
しかし、大多数の人はそのような経験をすることはできないでしょう。むしろ、そのような華々しい経験をしていなくても、普段のあたりまえの暮らしの中に喜びの源があるように思います。
そのことが分かるのは、例えば、事故にあって歩くことが困難になったり、重い病気になって入院することになったり、配偶者や家族の誰かがそのような生活を余儀なくされるようになったとき、普通に、当たり前に思っていた生活が出来なくなったとき、当たり前に思っていた暮らしがどんなにありがたいものであったかを感じさせられることがあると思います。
考えてみれば、この地球のような世界にこうして生きている(生かされている)こと自体が奇跡です。四季があること、夜が来て朝が来ること、いのちを生み出し育む世界は、すべて神の恵みによって与えられているものです。
神によって与えられている恵みを見つめるとき、それはとても言葉では言い表すことが出来ないものであることを教えられます。
祈り
天の父なる神様、あなたの御手によって造られたこのいのちの世界に私たちを住まわせてくださり、たくさんの恵みを無償で与え、私たちを今日もはぐくんでくださることを覚えて感謝いたします。
あなたの深く、広く、豊かなお恵みを覚えて生きることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。