8:3 肉の弱さのために律法がなしえなかったことを、神はしてくださったのです。つまり、罪を取り除くために御子を罪深い肉と同じ姿でこの世に送り、その肉において罪を罪として処断されたのです。

 8:4 それは、肉ではなく霊に従って歩むわたしたちの内に、律法の要求が満たされるためでした。

 

神様は人間が正しい道に生きるために「律法」をお与えくださいました。けれども、人間のうちにある罪のために「肉の弱さ」のために人間は、「律法」が命じているように生きることが出来ませんでした。

 

そのような人間を罪から救い出すために、神はそのひとり子を人として遣わして、その生涯と十字架の死と復活によって、罪の奴隷状態であった私たちを贖いだしてくださいました。

 

神を信じる信仰に導かれるようになると、「肉ではなく霊に従って」、言葉を換えれば、自分の思いを超えて神の御心に従って生きていこうという思いが与えられてきます。そうすると、パウロがここで告白している思いがよく分かります。

 

祈り

 

天の父なる神様、イエス・キリストが、私たちの身代わりとなってご自身の命を犠牲としてくださいました恵みを感謝いたします。霊に従って歩むことが出来るように日々の歩みをお守りお導きください。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。