6:28 悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。

6:29 あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。

6:30 求める者には、だれにでも与えなさい。あなたの持ち物を奪う者から取り返そうとしてはならない。

 

「あなたの敵を愛せよ」というみ言葉に続いてこの言葉が続いています。私たちは、悪口を言われたり侮辱されたりすると、その相手に対してあまりよい感情を持たない傾向にあるのではないでしょうか。

 

「売り言葉に買い言葉」と言われるように、悪口を言われたら悪口を返すような気持になることもあるかもしれません。

 

しかし、主イエスは、「悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。」と言われました。また、マタイによる福音書5章9節では「平和を実現する人々は、幸いである」と言われています。

 

悪口には悪口を、報復をという人間の感情をそのままに表現していくというのではなく、平和を実現していくためには、主イエスが言われたように、そして行われたように愛することが必要なのではないでしょうか。主はこの地に平和をもたらすために来てくださいました。

 

祈り

 

天の父なる神様、悪に対して悪をではなく、善をもって悪に打ち勝つような生き方をもってイエス・キリストは、私たちに救いの道を拓いてくださいました。私たちもキリストのように愛に生きる者とならせてください・

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。